こんにちは!
今回は、30代サラリーマンはいったいどれ位、貯金をしているのか
調べてみましたた。
2018年に金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に
関する世論調査[単身世帯調査]」によると、30代単身者の貯金額の
平均値は317万円でした。ただし、平均値が317万と言っても貯金額が
300万円以上の人は全体の28.9%にとどまっています。
そして、30代の独身者で貯金がゼロの人の割合は39.7%でした。
昨今、ゆとりある老後の資金として必要な額は2000万円という数字が話題に
なりましたが、では、実際2000万円貯金している30代は
どれくらいいるのでしょうか?
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成29年)の
データをもとに、貯金を2,000万円以上している人の割合を年代別に紹介していきます。
30代で貯金が2,000万円以上ある人は8.7%です。
ちなみに20代で貯金が2,000万円以上ある人の割合は1.2%、
40代で貯金が2,000万円以上ある人の割合は11.3%、
50代で貯金が2,000万円以上ある人の割合は18.0%で30代の倍位です。
では、30代で2,000万円の貯金を作る方法はどういうものがあるでしょうか。
★キャリアアップ・転職
キャリアアップや転職によって収入を増やし、貯蓄に回すお金を多くすることを
考えてみましょう。社内でキャリアアップしていくことが望めない場合は、
転職もひとつの選択肢です。また、年功序列の賃金体系の企業で働いている場合は、
実力主義の評価制度の企業に転職することで年収がアップする可能性があります。
★定期預金
定期預金は1ヶ月や3ヶ月、6ヶ月、1年、3年といった一定の期間、
引き出しができない預金のことで、通常、普通預金よりも金利が高く設定されています。
元本保証となるため、お金が減るリスクもありません。また、毎月決まった積立日に、
設定している額が普通預金口座から自動で振り替えられる「積立定期預金」も選択肢となります。
★投資信託
投資信託とは、運用の専門家が投資家から集めたお金を一つの大きな資金として株式や債券に
投資・運用し、投資額に応じて運用益を分配する金融商品です。
ただし、元本保証ではないため、損失を出す可能性があることにも注意しましょう。
★貯蓄型保険
貯蓄型保険とは、万が一に備えながらも貯蓄性も担保されている保険をいい、
保険料の払込み額を上回る保険金、あるいは解約返戻金を受け取れることが特徴です。
終身保険や養老保険、学資保険、個人年金保険などが該当します。
★株式投資
株式投資は、証券会社を通じて上場企業の株式を売買するものです。
株式投資で得られる利益は、株式の売買による売却益、決算ごとの利益を
分配する配当金、自社商品やサービスなどを提供する株主優待の3種類があります。
中でも株式投資での利益のメインは売却益であり、貯金を大きく増やすことも可能です。
★不動産投資
これは以前にも記載しましたが、ンションやアパートを購入し
賃貸に出すことで家賃収入を得ることや、売却することで利益を
出すことを目的とした投資手法です。
【まとめ】
ゆとりある老後に必要なお金は単身者でも2,000万円といわれているにも関わらず、
50代でも平均貯蓄額がそれに達していません。早めに貯蓄以外の方法で、
対策を始めることが大切です。もしお金を作ることに成功すれば、
60代を前にしてセミリタイアも夢でなくなるかもしれません。
なかでも不動産投資は、30代のサラリーマンの副業としてもお金を作りやすい手法です。
セミナーに参加するなど、まずは積極的に情報収集を始めていくことが、
貯金2,000万円を作る近道といえるでしょう。