こんにちは!
今回、「ビジネスラボ」では、
サラリーマンの皆様が最近、副業をしようと考える人が
増えてきている現状と理由を考察していきたいと思います。
働き方改革の影響で、社員の副業を認める会社が増加していますね。
その働き方改革ですが、実際どういったことが、今後政府が望んでいること
なのでしょうか?
政府が目指す「働き方」とは、次のようなものです。
・労働時間の短縮、労働条件の改善
政府は労働時間の短縮・労働条件の改善に積極的に取り組んでいます。
「残業時間の罰則付き上限規制」や「5日間の有給休暇取得の義務化」
なども、そのひとつです。
・多様な雇用・就業形態の普及
少子高齢化を踏まえ、リモートワークや
サテライトオフィス勤務といった、
場所を選ばない働き方も注目され、
今後ますます働き方は多様化していくでしょう。
・就業形態に関わらず公平な待遇を確保
就業形態に関わらず公平な待遇を確保することも重要です。
たとえば「正社員と派遣社員が同じ仕事をしているのに、
まったく待遇が違う」といったことは、
今後改善されなければなりません。
・仕事と生活(育児・介護・治療)の両立
女性が妊娠・出産・子育てをしながら働き続けるのが
当たり前の時代になり、また親の介護をしながら働く人や、
がんなどの病気と戦いながら働く人も増えてきました。
そうした人たちが仕事を続けていけるような環境サポートも、求められています。
今後、働き方改革が行われていくなかで、今までとは違うデメリットも生まれてきます。
・残業が減り、就労時間が短くなる半面、賃金は減る
働き方改革によって残業は減り、プライベートの時間は増えますが、
その分当然賃金は減ることになります。
・税金は増える可能性大
働く時間が減り賃金は減っても、税金も同じように減ってくれるかというと、
そうはいきません。税金は今後も増えることこそあれど、減ることは考えにくい状況です。
消費税も8%から10%になって数か月、今後さらに生活への負担は増えていくと思います。
・年金受給額、受給可能年齢が不透明
増え続ける高齢者を、少ない人数の若者が支えていくのは現実的に困難なため、
受給可能になる年齢が引上げられ、年金受給額も減額される可能性が考えられます。
・寿命は延びる
日本人の寿命は延び続け、平均寿命は女性が85歳以上、男性も80歳を超えています。
もちろん、それ以上に長生きをする人も多くなるでしょう。
老後資金は今まで以上に長期で計画を立てなければなりません。
将来年金だけでは暮らせないし、給与が下がって税金や物価が上がったら、
いったいどうやって暮らしていけば良いのでしょうか?
・副業・兼業で副収入を考える人が増えている
そういった不況、情勢の中で増えてきた考え方が「副業」という働き方です。
残業が減って自宅で過ごす時間が増える分、その時間を活かして
副業・兼業ができれば、家計を安定させることができます。
本業以外に副業を持つことは、単なる「残業代の代わり」ではありません。
本業がだめになってしまったときでも、副業があれば急場を凌ぐことができますし、
本業では得られない経験知を得て世界が広がることで、場合によっては副業が
本業に替わることもあり得ます。さまざまな意味で、本業以外の仕事を持つことは、
価値があると言えるでしょう。
副業をする理由は人それぞれですが、本業以外で収入を補いたい、
本業を更にバリューアップするような成長をしたい、人脈作りを広げたいなどが挙げられます。
副業をすることで、収入が増えたり、スキルアップして転職や起業のきっかけになることも
決して夢ではなく、むしろ価値観、世界観が変わり、人生が豊かになることがあります。
次回は、そういった副業で、サラリーマンにお勧めしたい副業のいくつかを
ご紹介したいと思います!